「GREE」はテレビCM、新聞広告、渋谷駅前をジャックする大型街頭広告など、ネット企業としては異例の大規模なプロモーション活動を行ってきた。しかし、急成長の要因はそれだけではない。 「GREE」がユーザ純増数ナンバーワンを取るなど、競争を優位に進めることができているのは、「常にユーザニーズを把握し、コンテンツを進化させているから」(田中氏)だという。 「広告で認知度を上げるのは大切なことですが、それだけではユーザは居着いてくれない。そこで365日、「GREE」のコミュニティをウォッチして、ユーザの皆様がうちのサービスを面白いと感じてくれているかどうかを察知しています。より良いサービス作りに終わりはないし、今までになかった素晴らしいものを提供できれば、さらに多くのユーザが「GREE」を訪れてくれます」(田中氏) ソーシャルゲームをキラーコンテンツとするSNSのビジネスモデルは、何も「GREE」だけのものではない。最近では海外の最大手SNS「Facebook」のプラットフォーム上で様々なソーシャルゲームが提供されてブームとなっている。「Zynga」や「Playfish」といったソーシャルゲーム専門のデベロッパーの台頭も追い風となり、エンターテインメントコンテンツの“ソーシャル化”は全世界的な潮流となりつつある。「GREE」は、ユーザとの絶え間ない対話を重ねることで、国内ソーシャルゲーム市場の代表的なプレイヤーへと成長してきたのだ。 |